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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[524]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:18:29 ID:zHOLhdKs
――ピィィィィッ!

ダ・シルバ「……俺は熱い。暑い厚い熱い篤い圧い温い〜〜〜ッ!」

ダダダダダダダダダダッ!

――試合再開後、グレミオに伸し掛かる絶望的なムードを振り払わんと、ダ・シルバは奮闘した。
結局する事は変わらずドリブルでの特攻であるが、そこには鬼気迫る物が確かになった。
ここで負けられない。ここで負けてはいけない。もし負けたら、それは自分達のサッカー人生の大きな負傷となる。

ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!

鈴仙「……、くっ。今度は取れない!」

――幾度となく敗北を喫して来た、コリンチャンスのバニーガールも追い越した。
今度こそ勝てる。ダ・シルバはそう思った。しかし、彼はやはり未だ未熟だった。

ダ・シルバ「へへっ、抜いたぜ! これでもう敵無しだ!」

ゲーノス「……ふざけるな。まだ俺がいる! ――コリンチャンスを……俺達を……舐めるなァ!」

バシュウウウウウウウッ! ―――ズバァァッ!

ダ・シルバ「なにィ!?」

実況「あ〜〜〜っと! ゲーノス選手、素早いタックルでボールを奪いきりました!
    ダ・シルバ選手のドリブル特攻は、またしてもセンターサークル付近で失敗!」

――彼は内心で、鈴仙とアヤソフィア以外のコリンチャンスの選手の事を軽視していた。
無論、そう考えるのも仕方ない程、ダ・シルバとコリンチャンスの無名選手の実力は離れている。
しかし、決して無視できない程の差では無い。その事実を見落としていた時点で、彼の敗北は決まっていた。


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0ch BBS 2007-01-24