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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[542]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/22(火) 00:10:22 ID:???
〜リオ・デ・ジャネイロ市内 ビジネスホテル〜

コーチ「いやー、良くやったの皆。まさかああも見事に勝てるとは思わんかったぞ」

――やがて、試合に初勝利したコリンチャンメンバー達は、
アヤソフィアの厚意で確保された宿泊施設の狭いレストランにて、ささやかな祝宴を挙げていた。

アヤソフィア「今日は私のオゴリです。好きなだけ食べて下さいね。
        ……宿泊客サービス用の、パンとスープとコーヒーしかありませんが」

鈴仙「それでもご馳走よ。いつもはカビたパンの耳とか、焦げたチーズの切れ端とか、
    最悪ゴミ捨て場から弁当を漁らないといけなかったんだから!」

アヤソフィア「……コリンチャンスの栄養状態は、想像以上に酷かったんですねぇ。
        バーしてたんですし、まかない料理とか作らなかったんですか?」

コーチ「鈴仙は料理がヘタじゃからのう。それに、わしらの店に来る連中も、
     料理よりも酒と酔える場所が欲しいって連中ばかりじゃったし。缶詰ばかりじゃったよ」

鈴仙「残った缶詰も、コーチが独り占めしちゃうし……ううっ」

コーチ「そうだっけな。……グヒヒ」

アヤソフィア「あはは……(この人達、私が資金援助しなかったら、どうするつもりだったんだろ……)」

アヤソフィアもまさかホテルを貸し切れる程の資産家では無いのだから、
祝宴をするにしても、他のお客の迷惑にならない程度に静かにしないといけない。
そんな囁かな環境ではあったが、食事会はそこそこに盛り上がっていた。


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0ch BBS 2007-01-24