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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[546]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/22(火) 00:15:39 ID:???
ザガロは短気な性分であり、逆にディウセウはマイペース過ぎる。
そんな彼らが何故かくも親し気な間柄なのかと聞かれれば、二人には大きな共通点があった。
それは飽くなき力への欲求。勝利を目指す思いの純粋さ――そしてそれ故の狂気さだった。


ゴゴゴゴゴ……。


ザガロ「――おや。そう言えばもう、約束の時刻だったか」

――そして、彼らは力を探求するが余り、決して解き放ってはならない者を、
このブラジルの地に呼び寄せてしまった。

ディウセウ「ようやくかー! でも、やっぱりつええ奴と一緒にサッカーできるって、ワクワクするな」

ザガロは時計で時刻を確認すると、チームメイトをベンチへと散らして、
空中に浮かぶ巨大な卵型の飛行機を見てニヤリと笑った。

ゴゴゴゴ……ドーーーン!

やがて卵型の飛行機はスタジアムの中央に止まった。
卵の側面が開き、中から無数の関係スタッフがワラワラと出て来て、
ザガロとディウセウ達の前に大きな集団を作る。

??「――探しましたぞ、ザガロ社長」

暫くして、集団を掻きわけるようにして一人の選手が出て来た。
彼はゴールキーパーのジャージを着ており、片目に負傷を負った外見は、
一見壮年の男性にも見えたが、その実はザガロ達と同年代らしかった。


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0ch BBS 2007-01-24