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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[578]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/24(木) 00:33:23 ID:KsOxxqbA
反町は改めて、神っぽいようで神っぽくない会話を聞きながら、二人を見つめる。
スレンダーではあるが少女らしい柔らかさがあり、はっとする可憐さがある静葉も、
中肉で素朴という印象こそあるが、逆にその素朴さ故の魅力が輝く穣子も、
反町にとってはどちらも大切な大切な神様であり、守るべき女性だと感じた。

反町「(――そうだ。俺は。俺達3人は『プロジェクト・カウンターハクレイ』計画の一環として、
    ここフランスに最近出来た、名門サッカースクールに編入学したんだった。
    そして今日は、俺達がここに来てから丁度一週間……)」

反町は身支度をしながら、自身が今置かれている状況を思い出す。

反町「(……ついこれまでの穏やかな生活で忘れそうになっていたけど。
    俺は、強くなる必要があるんだ。穣子さんを。静葉さんを、守れるように!)」

自分は決して浮かれられる立場で無いという事を自覚して、改めて意思を固めるが。

反町「(そう言えば、来月の頭は文化祭だっけ。ウチのクラス、一体何やるんだろうなぁ……)」

――しかし一方で、かつては終ぞ味わう事の出来なかった、
「健やかな学園生活」を精一杯楽しもうとしている自分を、反町は否定できなかった。


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