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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[67]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/22(月) 23:48:28 ID:keQoJ4EU
アヤソフィア「あ、あ、あやややや……。だ、だだだ、誰でしょうかね!
        そのシャメイマルとか言うのは。私、そんな下品な名前のヒト、知りませーん!」

鈴仙「(カタコトになってるのが余計に怪しい……)」

アヤソフィア「――だ、大体。私が以前どこで何をしていたかなんて。そんなの、貴女には関係ないでしょう。
        袖振り合うも他生の縁。ここは、今日の私達の出会いを大事にしましょうよ! ね?」

鈴仙「無理矢理だなぁ……」

そして実際、アヤソフィアはかなり怪しかったが……。
あまりに白々しい様子に、更なる追求をするのも馬鹿らしくなった鈴仙は、
仕方なしにこの記者のペースに付き合ってやる事にした。

アヤソフィア「先週の『リオサッカー』、読みました? あれのリオカップ特集記事、私が書いたんですけど。
        どうにも最後の結論部分で、読者の皆さまからの反響が凄くて。
        私も編集長に怒られて、こうして直々に追加にやって来た次第なんですよ」

鈴仙「……『リオサッカー』って、あの雑誌のタイトルの事?
   それなら確かに、私達コリンチャンスが優勝するなんて予想は、ちょっと大胆だったと思いましたけど」

アヤソフィア「いやー。読者は意外性を求めるモンかな? って思ってたけど。
        あまりに意外過ぎても場が白けるだけでしたね。これは失敗でした」

あやや、ともはや隠す様子も無く朗らかに笑うアヤソフィア。
もしかしたら、先程の大袈裟なまでの分かり易さも、不要なツッコミを減らす為の手段だったのかもしれない。
そう思いながらも鈴仙は暫く、アヤソフィアの身の上話――彼女はどうやら、これでも大手出版社の有望な若手社員らしい
――などを聞いていると、不意に彼女がこう口火を切った。

アヤソフィア「……ま。そんな訳で本題に戻りますけど。私は貴女を取材に来たんです。受けて下さいますね?」


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0ch BBS 2007-01-24