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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[128]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/16(土) 21:46:02 ID:???
F:ええい! 折角だから女子全員と屋上でご飯を食べるぞ!

反町「(……こうやって揉める位だったら、全員でどこか同じ場所でご飯を食べれば良いんじゃないか?)」

何の他意も無く、純粋にそう思った反町はその重い口を開き、

反町「だったら、ここの三人と……あと、他にも目に付いた人も居れば誘って。
    それで、全員で屋上とかでご飯を食べたら良いんじゃないか?」

穣子「……えっ」

静葉「…………」

そして、そんな反町の提案に、穣子は少しだけ寂しそうに、静葉はその涼やかな表情を変えずに。

早苗「あ、そうか! その手がありましたね! 屋上だったら学校の周囲の自然も見えますし。
    紅葉狩りだってできますよ! 芋料理も皆と交換し合えば栄養偏らないし。反町君、ナイス提案です!」

早苗だけは大袈裟にポンと手を叩き、反町の意見に対し、すぐに大きく頷いてくれた。

静葉「(反町君ったら。私や穣子としては、二人きりの昼の時間を過ごしたかったのに。
    ……でも。誘われなかった場合を想定したら、皆で一緒と言うのも良いかもしれないわね)」

穣子「(うー。一樹君ったら、優しすぎるんだからぁ……)」

一方の秋姉妹としては、こうした想いもあってすぐには頷けない所もあった。
この辺りは、一般的な好意こそあれど、単なるクラスメートにしか過ぎない早苗と、
これまで恋人として長い時間を過ごして来た秋姉妹の二人との間で、大きな隔たりがあったようだ。
とはいえ、全員で食事を食べるというアイデア自体は実に平和で悪くない。


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0ch BBS 2007-01-24