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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
[146]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/04/18(月) 00:35:55 ID:K+ij1i0A
――――
そして一方その頃。不良がたむろすると言われている校舎裏の一角では、
気弱なアモロが不良集団のリーダーに対し、報告を行っていた。
アモロ「……という訳で。文化祭の出し物はじゃがバター屋さんになったそうだよ……」
ナポレオン「フン。くだらねー学校。くだらねー先公どもめ。俺達が目指すモノは、そんなんじゃねぇだろうが」
そのリーダーの名を、アモロは知っている。
――ルイ・ナポレオン。
フランスJr.ユースのストライカーにして、ピエールの良きパートナーでもある。
元々乱暴な気性ではあったが、その高い実力とサッカーへの情熱により、
代表の中心人物であった彼はしかし、このスクールの体制を否定しており。
こうして、落ちこぼれの不良生徒を集めたグループのリーダーとして君臨していた。
アモロ「でも……皆楽しそうにしているよ。ナポレオンも良ければ、皆と一緒にやろうよ。
じゃがバター屋さん……って、あ痛っ!」
ナポレオン「ふざけんな。俺がやりたいのはサッカーだ。
それも、今学校でやってるような、お利口さん向けの学者サッカーでもねぇ。
現実を見据え、現実と戦う為のサッカーだ。
……この学校のやり方に。この学校のサッカーに、俺はウンザリしてるんだ」
ナポレオンはアモロの腹を蹴って、地面に這い蹲らせる。
彼は不良を集める一方、アモロのような気弱な生徒を、暴力によって自身の配下としていた。
……そして、ナポレオンはアモロの情けない態度。腑抜けた内容の報告に対して
不機嫌に舌打ちをしてみせると……不良達に対して、こう宣言した。
ナポレオン「――やっぱり気に入らねぇ。……ぶち壊しにしてやろうぜ。アイツらの文化祭をよ」
*穣子の好感度が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24