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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[199]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/22(金) 00:38:22 ID:nH9TTqY+
反町「…………」

そんな中、反町はどんな任務を任されていたかと言うと。

早苗「すみませんリーダー! さつま芋が後10個で品切れです!
    ちょっくら最寄りのスーパーまで買い出しに行ってきますか!?」

アモロ「ど、ドリンクも足りないよ〜! お客さん、沢山待たせちゃってる……!
     どうしよう、どうしよう、リーダー!?」

ルスト「どっしり奥で構えるのは良いが、リーダーらしく、きちんと指示を出してくれよ?」

――反町はなんと、出店のリーダーとして、裏方スタッフや売り子への指示を、
一身に任されてしまっているのだった。

反町「(こんな事なら、役割決めの時『リーダーはやりたくない』って、先に言っておくんだった……)」

無論、これは反町本人が申し出た役回りでは無い。
本当は会計でもやりたかったところ、他にも何人かが会計に立候補してしまい、
言いたい事を言えないでいる内にチャンスを逃し。
その後、残されたリーダーという面倒な役柄を決める為のジャンケンで負けた結果、
今彼はこうして出店の最奥に佇んでいるのだ。

穣子「あーっ。ごめん、一樹君! お芋さん、一個割っちゃった。捨てるの勿体ないし、
    半額にして売っちゃっても良いかなぁ!?」

反町「え、ええっと……」

様々な立場のクラスメートが反町に指示を仰いで来る。
少年サッカーチームにてキャプテンをこなした事は数あれど、
これまで日向に追従し、幻想入りしてからも妖怪の山の秩序に組み込まれていた反町は、
この久しい感覚に戸惑っていた事は事実だった。


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0ch BBS 2007-01-24