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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[224]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/26(火) 00:39:08 ID:givKRj2E

穣子「……私なんかで、良いのかな。本当に」

反町「……貴女じゃないと、駄目なんです」

穣子「うん。……ありがと」

一瞬は躊躇しつつも、安心したようにうなずいてくれた。
そして、二人は約束通り、出店の材料用の芋を掘り終わり仲間達に差し入れたすぐ後、
色々なイベントをやっている校舎内へと入っていき――。

反町「……ライブ演奏が、今からあるんだってさ」

……二人が最初に目に止めたのが、講堂で行うこれから予定のバンドステージだった。

穣子「らいぶ? それって新しいお芋さんの品種?」

反町「違うって。……ギターとかベースとかドラムとか。楽器をステージで生演奏するんです。
    CDとかで聞くのと違って、こう……胸に直接、楽器が響くのが良いって言うか」

反町も日向の気まぐれでドラムを叩いた記憶があるが、
それはリズムを打ち間違えた自分に対する、若島津からの鉄拳制裁だったかもしれない。
黒い過去を忘却の彼方においやりながら、反町は呆気に取られている穣子にそう説明した。

穣子「うん。いいよ! 行ってみようよ! 私も賑やかな音楽なら大好きだし!」

そして基本的にお祭り好きな穣子が、こうした場に興味を示さない訳がなかった。
反町の提案に彼女は二つ返事で頷き、そのまま暗幕が張られた講堂へと入っていく。

MC「えー。それではこれが、本日最後のステージとなりました」


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0ch BBS 2007-01-24