※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[334]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:52:48 ID:???

彼らは揃って機械のような冷たい視線で、講堂で慌てふためく生徒たちを見下している。

ピエール「彼らは新体制の正当性を示す為に造られた戦士達。
     これまでのフランスユース候補生よりも高い身体能力・判断能力を持つ精鋭たちだ。
     国は、特に問題が無ければ、彼らを新たなユースメンバーにしようと考えている。
     ……さて、そこで本題に入ろう」

ピエールはここで一旦切って間を置いた。
初めそれは自身の発言に注目させる為の手法かと思われたが、それは違った。

ザッ、ザッ……。

反町「(あれは……!?)」

彼が押し黙る間に、更に数名の生徒が壇上へと上がっていく。ピエールはそれを待っていたのだ。
やがて今度こそ全員が整列を終えると、満を持してピエールはこう投げかけた。

ピエール「先程紹介した『フランスユース・ヌーヴォー』に加えて、
      新しい教育方針に賛同した俺を含む有志生徒。それに買収元の日本から来た派遣選手を含めた、
      チーム・生徒会。君たちの中の有志11名がこのチームに挑戦し、そして勝利出来れば、
      従来の自由な教育方針についても一定の理解を示そう」

ざわっ……!

壇上を見上げる生徒たちは一斉に騒めいた。それは悪しき新体制を潰そうという気概からか、
それとも彼らが放つ威圧感に早くも気圧された為かは判別できない。

反町「(な、なんて事だ……)」

一方反町は、そのどちらの感想を抱く事も無く、新たに壇上に並んだ選手に対して純粋に驚いていた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24