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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[54]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/10(日) 00:22:23 ID:3y/9R6cU

静葉「良かったわ……。反町君は、あんなクラスの人気者系の女子に少し話しかけられた程度で、
    『コイツ、俺に気があるんじゃないか?』とか勘違いしちゃう男の子じゃ無かったわね……」シュッ

穣子「う、うええ……。でも、やっぱり心配だよぅ、お姉ちゃん……。
   私的には、『俺、フリーじゃないんで!』とか、断言してほしかったのにぃ……」

静葉「――そんな事言わないの、穣子。
   反町君が私達を信じるためには、まず、私達が反町君を信じてあげなくちゃ」

――そして、そんな様子に一番安心していたのは静葉だった。
カッターナイフを収めながら、静葉は反町が持つ強い自身への想いを感じとっていた。
無論、それは穣子も同じだったろうが……自分よりも感情的で素朴な穣子にとっては、
反町の穏やかな態度に、少々残念に想っているようだった。

アリス「(――成程。転校生は人気者になれるのね! だったら私も転校すればトモダチが出来る筈!
     えっと。そのためには、明日に一旦転学届を出して。
     別の学校に行ったら即日、この学校への転学届を出して……)」

そしてアリスさんは居眠りをしながら、謎の転校計画の実現に向けて動いていて。

ピエール「(――サナエ。やはり、俺では君の隣に立てないのか……)」

……品行方正な学級委員長のピエールは、一人自習に励む素振りを見せながらも、
早苗と反町の方を何度か顧みながら、その端正な顔を何度も複雑に歪ませていたが。
その表情の変化について、彼はクラスメートの誰にも悟らせていなかった。

*静葉の好感度が上がりました。


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0ch BBS 2007-01-24