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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/06/05(日) 13:50:46 ID:xzJA8fMk
実況「ここでホイッスル! 試合終了! 試合は2−4で生徒会チームの勝利!
これで学校の運営は、徹底したエリート教育を重視する生徒会の方針に委ねられる事となりました!」
反町「(そ、そんな……!)」
ボッシ「くそっ、くそっ……!」
ナポレオン「……使えねぇ奴はただのゴミ。ソイツの代わりなんて沢山居る。
――それが、世の中の道理だ。力を示せなかった俺達に、言える言葉はねぇ。黙って去るだけだ」
反町達レジスタンスは返す言葉が無い。力を示すべく敵に立ち向かい、その結果、力を示せなかった。
ナポレオンの言葉に、誰も反論する事ができないでいた。
穣子「ううっ、ぐすっ……」
静葉「(私はあの時、疑ってしまっていた。信じるべき反町君を、岬君が言ったような、冷徹な視線から評価していた……。
それがこの結果と言うならば……間違っていたのは、この私と言うべきね)」
穣子と静葉は、ただ涙を流すしかできないでいた。
しかしその中でも、一時は打算的な思考を巡らせていた静葉は、強い後悔の念を抱かずにはいられなかった。
アリス「何言ってんのよ、皆ァ……! 試合はまだ終わってない! まだ試合終了のホイッスルが鳴っただけじゃないのよ!
私達はまだ戦える。戦いはまだ、始まったばかりなのよぉ……!」
アリスさんは熱血染みた事を言っていたが、日ごろの行いが祟り、不幸にも誰にも相手にされていなかった。
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0ch BBS 2007-01-24