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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[659]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/06/05(日) 23:12:09 ID:xzJA8fMk
★反町→ポイゾナスオーバー 63 ( ハートK )( 1 + 1 )(*秋ジスタにより12扱い)=75★
★マルシャン→ブロック 52 ( クラブ4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=58
 フェルベール→ブロック 52 ( ダイヤ5 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=63★
★中西→パンチング 59 ( スペード4 )( 2 + 3 )=64★
≧2→反町の『ポイゾナスオーバー』が生徒会ゴールに突き刺さる!

反町「……これは、ただのシュートじゃない」

ボールをインパクトする直前、反町の直観がそう囁いていた。
このシュートには、重みがある。そう感じていた。

反町「(……このシュートに至るまで、色んな悲しみがあった。多くの事を失敗して来て、
    それでも諦めたくないと俺が、皆が願ったから。だから、俺はこうして『もう一度』、シュートに行けるんだ……!)」

体験しなかった過去のビジョンを反町は幻視していた。
シュートは不発。それを追う仲間達の奮闘も空回り、最期にはチームは敗北。
そして、自分達は全てを失って……。――それはとても、とても悲しい映像だった。
しかし、悲しい中にも一つ、反町は嬉しく思った事があった。

反町「(……俺は一人じゃない。俺が失敗しても、皆は支えてくれる。
    それは損得勘定だの打算的な考えでも無い。ただ、そうするのが当たり前だからそうしてくれる。
    ――『愛』があった。あの時俺は、愛されていた……)」

その確信があったからこそ、反町はシュートに重みを感じてもなお、
安心してその右脚を思いっきり振り抜く事ができた。
大丈夫だ。絶対に決まる。心配しなくても良い。それは自己暗示だけではなく、
周囲の皆が自分に対し、そう言ってくれるような気がした。


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0ch BBS 2007-01-24