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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
[688]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/06/08(水) 00:24:57 ID:YDT9n722
ルスト「(早苗、だと……? 彼女は確かにドリブル突破やパスは得意だったが、
シュートにおいては今相手した美鈴と比べても劣る筈じゃあ……?)」
ピエールは大方の予想を裏切り、この試合絶好調の美鈴では無く早苗へとセンタリングを上げた。
それは、早苗が単に勝利を決定付ける一点を欲していたからではない。
――ピエールは知っていた。彼女がこの試合に向け、あるいはライバルである同い年の少女に勝つ為、
新たな大技を磨いていた事を。
早苗「決めます……!」
――バアアアアアアアアアアアアアッ! グワァアアアアア……グルウウウウウウンッ!
ブラボー「なっ……! ま、まさか、これは……!?」
アモロ「(…………! す、凄いシュートだ……。でも、止めなくちゃいけないんだ!)」
美鈴「さ、早苗さんっ!? これって、まるで霊夢の『夢想封印・瞬』みたいなんですけど……!?」
早苗は空中で大きく飛び、そのまま体制を大きく一回転させた。
スラリと伸びた右脚を更にピンと伸ばして、鋭利な刃物の如くとしてボールに押し当てる。
ブラボーとアモロが言い淀み、美鈴が霊夢の技を引き合いに出して驚愕した早苗の大技は――。
早苗「喰らって。そして負けて……! ――これが私の新技、『ドライブサマーソルト』よ!」
――バッ、シィィィ……ン! バギュウウウウウウウウウウウッルルルルルルルルルルッ!
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0ch BBS 2007-01-24