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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[24]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/07/01(金) 00:54:34 ID:???
アヤソフィア「……愚問ですね。私達コリンチャンスは、あんた達のような小物に興味無いわ。
さっさと帰って、ウナギのお好み焼きでも作ってなさい」
場末のバーを舞台に始まったザガロの挑発に応えたのはアヤソフィアだった。
靡く黒髪をクールに掻き上げ、彼女は更なる挑発で返した。
ザガロ「ホウ……?」ギロリ
アヤソフィア「――って、あっちの鈴仙さんが言ってました!!」
――で、それを鈴仙にブン投げた。いつもの事である。
鈴仙「ちょ、あんたブン屋! どーみても私は関係なかったでしょうが!?」
アヤソフィア「いやー、だって面白そうでしたもん」
鈴仙はたまらずこのトラブルメーカーの胸倉を掴みかかるが、当の本人は楽しそうにとぼけてみせる。
わりかし非常事態であるにも関わらずどこか暢気なのは、鈴仙もアヤソフィアも似ている所がある。
ザガロ「……フン」
――一方、自分そっちのけでそんな見苦しい光景を見せられたザガロは、最初こそ不機嫌そうな表情を見せていたが、
やがて何か良い事を思いついたように顔を歪めて。
ザガロ「……まぁ良い。丁度ここらで、ピーピー五月蠅いウサギ共に挨拶してやりたかった所だ。
おいブローリン、ボールを持て」
ブローリン「はい……」
彼は後ろに控える護衛の男――大柄だが寡黙で大人しそうな印象を受ける――から、
サッカーボールを受け取った。バーの店主や残った客が何事かとザガロを見た時にはもう遅く、
彼はその右脚を大きく振り上げていた。そして――。
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0ch BBS 2007-01-24