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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[325]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/21(木) 00:06:50 ID:Hk+UhYuo

ザガロ「こ……こんな事があってたまるか……!
     俺達サントスは超エリートだ……! コリンチャンスのような下級チームにやられるわけがない……!」

ディウセウ「つってもなー、実際にやられちまってるしなぁ。
       ヘヘッ、ま、こっから逆転するのもサッカーの楽しいとこだしさ。オラ、ワクワクして来たぞ!」

ザガロ「貴様は能天気過ぎるんだ、ディウセウ! サントスとしての誇りを持てといつも言っているだろう!!」

ディウセウ「誇りなんて食っても旨くねえぞ。それより、次どうするか考えようぜ」

ザガロ「ぐ、ぐううっ……! 俺に指図するな……!」

鈴仙達コリンチャンスが士気を上げる一方、サントスは苦しんでいた。
特にプライドの高いザガロは今回の一連の失点に対し強く激昂しており、
ディウセウが力づくで宥めていなければ、地球ごとサッカースタジアムを破壊していたことだろう。

ザガロ「前半はまだロスタイムを含めれば5分近くある。それだけあれば、もう一度点差を付ける可能だ。
     だが……今、そうする必要があるかという事だな」

暫くすると、流石のザガロも少しは落ち着きを取り戻し、
比較的現実的な視点からこの次のキックオフの動きを考えているようだった。
そして、彼らが最後に出した結論は――。


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