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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[363]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/24(日) 20:10:18 ID:SkGpGw6g
D:「チームにファンタジスタっぽい人(アリスさん)が居るんだけど、どう接したら良いと思う……?」

パスカル「ああ……あの金髪で被害妄想が強そうな方だな」

鈴仙「見ただけで良く分かったわね……プレースタイルは兎も角、性格まで」

パスカル「……まぁ、一口にファンタジスタと言っても、色んなタイプがあるからな。
      例えば、ディアスのように、先天的な才能で無意識に超人的なプレーのできるタイプ。
      また例えば、エイリンさんのように、人間離れした知性で前衛的な結論をはじき出すタイプ。
      このアリスさんは、どっちにも当てはまらない感じだが、強いて分析してみるなら。
      友人が居ない事に対する強いコンプレックスと被害妄想が高じ、
      常に自分を追い詰めていった結果、第六感じみた潜在能力が解放された感じ……かな?
      丁度死に際の人間が、通常ならあり得ない力を発揮するような状態が、彼女の場合ずっと続いているのだろう。
      ――もっとも、まだその感性は研ぎ澄まされ切れていない、原石のような状態だが」

鈴仙「……まるでファンタジスタ博士ね、パスカル君」

あくまで理詰めのパスカルらしいファンタジスタ論を聞き、鈴仙は舌を巻くしかない。
永遠亭ルナティックスに居たころから彼の分析力、推理力は高かったが、
どうやら彼は母国においてその長所を更に伸ばしているようだった。
パスカルは鈴仙の半分引いた称賛を受けてコホンと咳払いをすると、本題へと戻った。



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