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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[364]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/24(日) 20:11:54 ID:SkGpGw6g
パスカル「……で、だ。チーム内にファンタジスタが居るとして、周囲の選手が出来る事は主に二つだと俺は思う。
      一つは、そいつの長所を伸ばしてやる事。もう一つは、そいつの短所を補ってやる事だ」

鈴仙「ふむふむ……具体的には?」

パスカル「そうだな。まず長所を伸ばす事から説明してみると――それは、永遠亭ルナティックスでの、
      俺のプレーを見てくれれば分かると思う」

鈴仙「パスカル君のプレー……って、例えば、あの『オールドタイプ』みたいな?」

パスカル「ズバリ正解。要するに、ファンタジスタの独特な動きを予期して、それを補佐出来るようにする事だ。
      ファンタジスタは膠着した局面での突破力は髄一だ。それを俺達が、更に高めてやるのさ」

鈴仙「成程、それならイメージしやすいわ。……じゃ、短所を補うってのは?
    ファンタジスタって、完全無欠のスーパープレーヤーじゃないの?」

パスカル「多くの人の認識ではそうだろうな。でも、実際はそうじゃない。
      ファンタジスタの世界はとても複雑で、常人には理解できない。
      理解できないから、連携において大きな齟齬が生じる。あるいはそもそも、連携しようとしない。
      ――エイリンさんはそんな事無かったから、イメージしにくいだろうが。
      でも、あのアリスさんとやらは、結構そんな感じじゃないのか?」

鈴仙「……そういや確かにアリスさんって、熱血なのかクールなのか、トモダチが欲しいのか孤高で居たいのか、
    良くキャラが掴めない感じね」

パスカル「彼らは往々にして、自身の感覚を最重視する。それは当然、結果的に正解である事が多いが――。
      理論的に見ると、必ずしも合理性に欠ける面がある。
      もう一つのアプローチとはズバリ、そうした彼らの判断をコントロールする術。
      まるで自分自身を操作するように、ファンタジスタを操作するのさ。
      ――勿論、彼らの長所である感性を維持したままでね」

鈴仙「ファンタジスタを……操作……!」


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0ch BBS 2007-01-24