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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[52]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 14:06:26 ID:???
映像は何時の間にか終わっていた。
恐らく、先の二人の衝突の衝撃でカメラが破壊されてしまったのだろう。
鈴仙とアヤソフィアは半分茫然としながら、もう半分では暢気にサントスチームの戦力を整理していた。

スウェーデン式のトレーニングでパワーアップしたFWのザガロ。
そのザガロ以上に劇的なパワーアップを遂げたCBのディウセウ。
その他スウェーデン式トレーニングで総合力・持久力を鍛え上げられた選手達。
なお、スウェーデン本国から派遣されたCB・GKも居たが、
練習風景を見る限り、彼らの実力はあくまで中堅クラスだった。

鈴仙「……まぁ。確かにディウセウ君は色々と凄かったけど、私達だってパワーアップした
    反町君や秋姉妹、アリスさんも居るんだし。戦力的にはこっちの方が上かしらね」

アヤソフィア「そうですね。ゴールキーパーのガレリ君はそこそこ以上のGKでしたが、
        それでも、実力的にはメオン君に一回り劣る感じでしたし。
        ここから『実はあの目立たない選手が伝説の超サッカー選手でした!』……的なふざけた展開が無い限り、
        私達が圧勝できると思いますよ」

鈴仙「それもそうよねぇ。最初はどうしようかと思ったけど、逆に安心したかも。情報提供ありがと」

慌てふためいていたアヤソフィアも、冷静な実力差を考察すると大分冷静になっていた。
確かに人間離れした種々のプレーは一見恐ろしいが、それを言えばそもそも自分だって人間じゃないか。
そう思った鈴仙はアヤソフィアと暢気な雑談を交わして、そのまま穏やかな午後を送るのだった。


――そして、鈴仙は後に後悔する事となる。
これだけの機会を与えられていながら、あの悪魔の存在に直前まで気付けなかった事を。


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0ch BBS 2007-01-24