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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[594]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/19(金) 18:25:14 ID:MCZ9uZSo
D:「早く(守りの準備を)しろーーー! 間に合わなくなってもしらんぞーー!!」守備的な意識を仲間に周知する!

アヤソフィア「え? なんでそんなキレてるんですか鈴仙さん? 危ない人みたいですよ?」

鈴仙「いや……でも、なんか、そう言っとかないとダメなような気がして」

静葉「でも確かに、これまでは試合から消えていたけれど、ザガロ君の攻撃能力は髄一。
    鈴仙の疲労もあって、これから先は守勢に回らざるを得ない事を考えれば、
    チームの守備意識を高めるのは最優先かもしれないわね。
    ……鈴仙。あなたもそのつもりで発言したのよね?」

穣子「は、はえ〜。そこまで考えてたんだねぇ、鈴仙は」

鈴仙「そ、そうよ!(半分ノリだったなんて言えない……)」

反町「でも確かに、その指示は的確そうだ。ほらキャプテン、見て下さいよあのザガロの悔しそうな表情……!」

ザガロ「くそっ……! この俺様というものがありながら……! 下級チームごときに遅れを取るなど……!」

反町が珍しく口を開いたので振り返ると、確かにザガロはこれまでの試合展開に対し苛立ちを募らせており、
それが今回の失点で浮き彫りになった様子だった。次のキックオフ、彼がいきなり必殺シュートを飛ばして来ても不思議では無い。

鈴仙「(……でも、今の呼びかけのお蔭で少なくとも、シュートに対し誰も対応できないって事にはならなさそうね。
    しっかりと指示を出せる程度の余裕は皆にもできたと思うし。
    それにシュートじゃないにしても、タックルが上手い静葉さんがザガロ君のマークについてくれそう。
    結果論だけど、冷静で的確な判断力を見せる事ができたわね……)」


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0ch BBS 2007-01-24