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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[769]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/02(金) 01:23:01 ID:???
ザガロ「――どういうつもりだ、ガレリ」

ガレリ「どうも何も、こういう事でございます」

ブローリン「…………」

神聖なるサッカーフィールドを埋め尽くす軍人の中から、一人の男が現れた。
目に瑕を負った壮年の男性――のような雰囲気を持つ少年。スウェーデンの助っ人GK・ガレリだった。
後ろに相棒であるブローリン(今はもう大人しい)を侍らせながら、
彼はその反応を楽しむように、慇懃無礼な笑みを浮かべて続けた。

ガレリ「クズ揃いの貧乏チームにすら負ける、こーんな最低のチームには何の未練もない。
    俺はこれまで、貴様のやってきた違法な独占商業行為を記録して来た。
    それをこの場で――数万人もの民衆が集うここで暴露して、貴様を会社から追放させる。
    そして貴様という悪を追放した俺様が、新社長として会社を、そしてチームを引き継ぐのだ。
    サントスの副キャプテンなどとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ」

ザガロ「ダニィ!? 貴様……はじめからその心算で、俺達に手を貸していたのか……!」

ガレリ「当たり前だぁ。だからこそ俺は金を持っているお前達のチームに目を付けた。
    だが……もう貴様は用無しだ、ザガーロ社長。スウェーデン製のプラズマガンで焼かれるが良い!」

スッ…ダダダダダダダダダダダダッ!!

ガレリが腕を上げると、数千もの兵隊は一斉に銃口から光弾を打ち出された。

鈴仙「ひ、ひえぇぇーーっ!? なんでブラジルに来てまで弾幕ごっこやらなくちゃいけないのー!?」

その性能と威力は戦い慣れた鈴仙でも軽くビビる程度であり、辛うじて避けるのが精いっぱい。
地面に伏せているザガロが避けられる筈が無かった。しかし――。

シュンッ! ガシイッ!


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0ch BBS 2007-01-24