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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[773]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/02(金) 01:33:48 ID:???
***


ガレリ「さあいけブローリン! この生意気なブラジル人共を消し去ってしまえ〜!!」

ブローリン「ど……どぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

――カッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

ザガロ「終わりだ……!」

ディウセウ(3倍)「へへ……! すげえな、こんなにつええ奴がいるなんてよ……!」

鈴仙「(だ、駄目……! あまりにも爆発の衝撃がデカすぎる! これじゃ、コンマ数秒後には私達、ミンチよ……!!)」


しかし、コーチの確信とは裏腹に、スタジアムではたった今、無慈悲にもブローリンの爆発波が放たれていた。
スタジアムの中にあるあらゆる物が吹き飛ぶ中で、鈴仙の命の灯もまた掻き消されそうでいて――。

………オオオオオオッ。

鈴仙「あ、アレ? 死んでない!?」

――それはいつまで経っても訪れなかった。
何故なら、ブローリンは鈴仙達に対して害意を持っていなかったからだ。

ガレリ「な、何故だ……ブローリン!?」

ブローリン「ガレリィ……勘違いするなぁ。俺はカグロットをこの手で地獄に叩き落したいだけだ。
       決して貴様の言いなりになどにはならぬぅ!」

かつて悪魔と呼ばれていた少年は、……今、鈴仙達の前に、一時的な味方として立ってくれていた。


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0ch BBS 2007-01-24