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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[77]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 01:07:17 ID:lgxgWXGk
ディウセウ「お。そういや挨拶がまだだったな。オッス、オラディウセウ! よろしくな!」
鈴仙「よ、よろしく……」
――ザガロが去った後、コイントスの為に中央までやって来たサントスのキャプテン・ディウセウは、
鈴仙二人分くらいの大柄な背丈にピンク色の長髪をたなびかせ、そう朗らかに挨拶した。
が、既に彼のハチャメチャっぷりを知っている鈴仙はどうしても一歩引いてしまう。
そんな鈴仙の態度を、先ほどザガロに絡まれた為かと勘ぐったディウセウは、
ディウセウ「あー。もしかしておめえ、ザガロに何かされてたか?
わりいな。あいつ最近、ちょっと調子に乗っちまっててさ。
後でオラが言っとくから、何とか機嫌なおしてくれよ」
そう紳士的な物腰で鈴仙に詫びを入れてくれる。
髪の色やら身体能力やら色々とツッコミどころのある彼だが、少なくとも善人である事は間違い無さそうだった。
ディウセウ「ところでさ。オラの髪、まっピンクでさ、かわいいだろ? これ毎日三時間も掛けて染めてるんだぁ、ヘヘヘ……。
色合いとか艶感にも拘りがあってさ。アメリカから染料を特注してるんだぞ〜」
鈴仙「(……いや、やっぱりちょっとヘンな人かも)」
……その厳つい身体にそぐわぬ美的センスさえ無ければ。
自分の髪質を自慢しながら身体をくねらせるディウセウをなるべく見ないようにしながら、
鈴仙はコイントスに向かう事にした。その結果は―――。
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0ch BBS 2007-01-24