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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[784]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/06(火) 22:52:54 ID:???
ガレリ「馬鹿な……制御装置が作動しないだと……。くそっ!」

ダッ!

ブローリン「どこへ行くんだぁ?」

ギュピッ、ギュン……ガシイッ!
グググ……バギバギバギ……ドガアアアアアアアアアンッ!

ガレリ「(実のチームメイトに殺される……これがスウェーデン人の定めか……)」

ブローリンは逃げるガレリを容易く捉え、ゴールネットを網代わりにしてその中に閉じ込めた。
そしてその状態から気を高め、ガレリが入った網を腕力で握りつぶし――暫くしたらもう、ガレリは粉々に粉砕されていた。

ザガロ「……何故助けた」

ブローリン「貴様等も勘違いするなぁ。別に貴様等の事を守ろうと思った訳じゃない。
       感謝なら、あそこで震えてるガキにするんだなぁ……」

ディウセウ「あのガキって……レイセンのことか?」

鈴仙「(ひいっ! そこで私に話を振らないで!?)」

一秒でも早くこの場から逃げ出したい鈴仙にとっては不幸な事に、ブローリンは鈴仙を指差し頷いた。
彼の瞳は相変わらず狂気に包まれていたが、それでも試合中よりは落ち着いているようだった。

ブローリン「俺は小さい頃カグロットに泣かされた恨みを返すべく生きてきた。
       それはこの高すぎる戦闘力からガレリィ共々故郷を追放されて以来、ずっとだ……」

腹筋パワーにより増幅した全身は変わらない。だが、その瞳の向こうには僅かの郷愁があった。
それを悟られぬためか、ブローリンはそれ以上を言わず、代わりにこう続けた。



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0ch BBS 2007-01-24