※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[823]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/09/19(月) 00:55:36 ID:???
神綺「その人物は――彼女は、月の賢者にして、八意永琳が最も信を寄せる部下。
そして彼女はこう言った。『アルゼンチン派遣メンバーは、必ず成長を遂げるだろう』ってね」
魅魔「前半については分かった。……しかし、後半は何だい? こう言って……それから、どうしたんだい?
それとも何か? そいつが『成長を遂げるだろう』って言ったから、その通り成長を遂げるとでも思ってるのかい?」
魅魔はからかうようにそう返した。しかし彼女とは対照的に、神綺は真剣な様子だった。
神綺「ええ、そうよ。佳歩達の修行が失敗しそうな事態を前に、『彼女』は、『修行は成功する』と言った。
……だから、この修行は必ず成功するのよ」
魅魔「……あたしだって、月の賢者の力は認めてる。だけど、それは通らないね。
幾ら八意永琳でも、アカシックレコードを書き換えるには相応の手間を要するんだ。
それなのに、彼女の部下風情が何の手間もなく、そう易々と運命を改変できる訳が――」
神綺「出来るのよ。……それが、永琳が自分の代わりに彼女を呼んだ理由でもあるのだから。
神代において、言葉のみで運命を捻じ曲げ神をも殺した叛逆の女神。
それが、永琳が放った切り札。……恐らくはもう、自身もその場に出向いている筈よ」
魅魔「………!」
神綺は念を押すように、そう頷いた。魅魔はこれ以上反論のしようがなかった。
そして、このやり取りとほぼ時を同じくして――。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24