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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】


[826]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 01:01:52 ID:???
つかさ「もう一週間も経ったのに、私達の実力はまだまだ伸びていません。くうっ、歯痒い!」

佳歩「私もだよ、つかさちゃん。練習もついて行くのが精いっぱいだし、コーチは怖いし……。
    ううっ、鈴仙さま、姫様、お師匠様。霞ちゃんにCちゃんにDちゃん。それとウサギ達の皆。会いたいよぉ……」

とはいえ、つかさや佳歩はまだ妖怪兎となってから日の浅い子どもである。
中身に強い意志を秘めてるとは言っても、日々の厳しいトレーニングと伸び悩む実力に対して、
こうして辛い感情を隠し切れない事は多くあった。

てゐ「私は鈴仙なんかと会えなくっても全然寂しくないけどね〜。
   むしろ、いつもピーピー五月蠅いダメ娘から離れられてラッキーみたいな〜?」

逆に年長者であるてゐは平然とした様子で修行を切り抜けて来ているようだったが。

パスカル「……良く言うぜ。俺に対してはいっつもレイセンの話題ばかり振って来るのによ。
      『レイセンは風邪とか引いてないかな?』とか『生水飲んでお腹壊してないかな?』とかさ」

てゐ「ぐ、そ、それは……。――パスカル君が気にしてるかな?と思って敢えて話題にしてやってる大人の気配りだしー?」

――永遠亭という安定した環境に永年過ごして来た事が祟ってか、
このアルゼンチンという新天地においては、普段の余裕釈然とした態度を上手く取れていないようだった。
そのため必然的に、彼女達の精神的なフォローを行うのは旧友のパスカルとなってしまっていた。

佳歩「パスカルさん、いつもごめんなさい。本当はディアス……さんと一緒に練習したいんですよね?
    私達のせいで、迷惑をかけてしまって……」

パスカル「なーに、そこは気にするな。俺だって君たちに触発されたからこそ、ここまで成長できたんだ。
      だから、その……ディアスの事は、気にするな」

つかさ「パスカルさん……」

だが、そのパスカルにしてもディアスの名前が挙がるとすっきりしない。……とはいえ、それも仕方なかった。


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0ch BBS 2007-01-24