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慢心せずして何がアイドルか!
[741]◆2pV1gRdG.o
:2018/08/10(金) 21:57:50 ID:???
加賀「(間合いの詰め方が荒い、これはこのまま来る!)」
シュートであれば助走を含むため、ある程度一定のリズムで距離を詰めてくるはず。
だが目の前の相手は一心不乱にこちらを打ち破ろうと突き進んでいる。誰がどう判断してもドリブルだろう。
そしてそう読み当てるならば、両手でボールを抑えに行くのもまた当然。
加賀「鎧袖一触よ」
ボール目掛け、加賀が飛び込む。
僅かに身を捩るが、まだ両手の範囲内。
この勝負もらったと加賀が内心で快哉を叫んだ瞬間。
加賀(az)「ああ、その通りだ」
ニィッと獣が口元を歪ませ、足を振り上げる。
加賀「苦し紛れならば…!」
加賀(az)「ふふふ…これが苦し紛れだと?」
最初から狙いはただ一つ。
ドリブル狙いと飛び込んできたもう一人の自分ごと、ゴールに叩き込むこと。
そんな狙い自体が狂気の沙汰だが、しかして獣の思惑通りに動かされていたことは事実。
加賀「そんな、馬鹿げた、事を!」
加賀(az)「元より我ら正気など捨てていただろうに、今更!」
加賀「ッ!!」
激しい推進力を得たボールが、加賀の両腕を弾き飛ばす。
ボールはそのままゴールに突き刺さり――
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0ch BBS 2007-01-24