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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】


[79]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/05(土) 22:42:30 ID:uDU8LwiM

てゐ「いーや。何にもしらんよ私は。ただちょいと、カマを掛けただけ」

パスカル「……くっ」

つかさ「(てゐ様ったら、相変わらず意地が悪いんだから……)」

肩をすくめるつかさを無視して、てゐは満面の笑みをパスカルにぶつける。
しかしすぐに真面目な表情を作って、

てゐ「何かあったのさ。仲間だったでしょ、話してごらんよ」

と、真剣に彼に対して問いただす。

パスカル「いや。……幾ら君たちでもダメだ。うっかり口を滑らせては危ない話なんだよ。
      時期が来たらしっかり話すから、ここは聞かないでおいてくれるか?」

スッ……。タッ、タッタッ。

だが、真剣なのはてゐだけではない。
パスカルもまたこれだけは言えないと顔を強張らせ、そのまま去ってしまった。

てゐ「あーらら、付き合い悪いなぁ。つっても、ここら辺きちっと割り切るのはパスカル君らしいけど」

つかさ「そうですね……。私もどんな事情か気になりますけど、
    もしもパスカルさんとディアスさんの個人の事情でしたら、私達が踏み込むべき話ではありませんし。
    ……佳歩ちゃんも、そう思うわよね?」

ともすれば冷淡にも取られかねないパスカルの態度にも、
(見かけはともかく中身は)成熟しているてゐやつかさは理解を示した。
つかさは淑やかに佳歩の方へ視線をやると――。


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0ch BBS 2007-01-24