※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[135]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/20(木) 23:49:20 ID:???
アヤソフィア「別に。ただ……そうですね。虚しいな、って思いまして」

鈴仙「虚しい……?」

しつこい鈴仙に対し、彼女は普段のようにおどける事もなく、淡々と語り始める。

アヤソフィア「……強者は讃えられ、弱者は容易く排斥される。
        しかし、その強者と言えども永久に愛されず、次の強者が現れると排斥される。
        そんなの、虚しいって思いませんか? ……残酷だって、思いませんか?」

鈴仙「ちょっと意外。あんたって、そういうのを喜んでそうだと思ったのに」

アヤソフィア「ええ。昔は好きでしたよ。だけど……何だか色々あって、考えが変わりましてね」

自嘲気味にアヤソフィアは笑ってみせる。普段の底の見えない営業スマイルとは違う、
彼女自身の本心がそこにあるようだった。

アヤソフィア「それより。私と違って優しくてトモダチ沢山の鈴仙さんはどう思います?
         遊戯であれ、社会であれ同じ。弱者は強者に蹂躙され、強者は弱者に堕ちる事を怯える。
         お優しいアナタなら、私の発言を理解できるのではないですか?」



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24