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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/04/22(土) 21:42:11 ID:???
B:「そうね。でもだからこそ、弱者は努力し、強者は自分を律する事が出来ると思うの」
鈴仙「……あんたの言ってる事は、間違いじゃないよ」
鈴仙は自分なりに誠実に考えながら、アヤソフィアに対する答えを紡いでいく。
鈴仙「私だって、最初は強くなかった。だから色んな人にバカにされてたし、正直悔しかった。
だけど……だからこそ。バカにされたくない。胸を張れる自分になりたいって思う事ができた」
アヤソフィア「ほう。それであなたは、胸を張れる自分になれましたかな?」
鈴仙「そりゃあ、まだまだよ。前に幻想郷であった大会では活躍できたけれど、
あれはゴールじゃないし。それでも、昔よりは生き生きとしてる自信はあるけどね」
アヤソフィア「それは何よりです。強者への撞着か、あるいは嫉妬か。
それが弱者を努力させる原動力である事は間違いないですからね。
しかし、その後はどうです? 仮に強者になろうとも、それは安寧の地ではない。
表面上は華やかな礼賛を受けるでしょうが、その裏、常に自身を脅かす者の存在を恐れなくてはならない。
そして、もし一度でも失敗してしまうと、「案外大したことなくね?」など、
これまでの礼賛をひっくり返して余りある程の罵倒を受ける。……あなたは、それを耐える覚悟がおありだと?」
鈴仙「うーん。これは私がまだ強者になってないから、単なる理想論かもしれないんだけど。
私は、あんたが言ってる、礼賛とか罵倒ってのは。逆に、自分を律する為に役立つかなぁ、って思うの」
アヤソフィア「自分を律する……?」
鈴仙「強いからこそ、自分を磨き続けたい。強いからこそ、失敗しても、泣かずに強く前を向きたい。
強いからこそ、自分を活かしてくれる仲間や周囲の人達に感謝したい。
あんたが言うような、力を失う怖さがあるからこそ。人は、常に前に進められると思うんだ」
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0ch BBS 2007-01-24