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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[161]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/04/29(土) 23:51:06 ID:???
E:さとり、お燐の章(イギリス編)
ストーリー:ロンドンで精神科医となった古明地さとりは、その能力から、一流の「探偵」としても街で一目置かれる存在となった。
そしてそんなある日、彼女はかつての戦友・矢車想と「運命」的な再開を果たす。
しかし、それは地獄に満ちた、謎の連続「凌辱」事件の幕開けだった……。
~オープニング~
-イギリス・とあるお屋敷-
「……犯人が分かりました」
――我らが小さな探偵様の一言により、その場におわします紳士淑女の皆さんはたじろいだ。
それも当然だ。名士を集めた饗宴中に殺人事件が起きたってだけでも大事だったのに、
たまたま流れ着いた謎めいた少女がそんな事を言い出したら、誰だってビビるに決まってる。
「さとり様。そりゃ一体どういう事で?」
かの有名なワトスン君よろしく、探偵の助手を務めるあたいは、
この場においてもっとも探偵の助手らしいサポートをしてやる。
具体的には、探偵の発言があまりにも突飛で、かつ早急過ぎたために驚く演技をしてみせた。
「無理ですよ。だって、さっき聞き込みをした時に分かったでしょう?
この屋敷にいる18人には誰も、屋敷のご主人を殺す事は出来なかったんですよ。
そしてこの屋敷は山奥の森の中にある。電話はつながらないし、続く大雨で車やヘリの類も行き来不可。
にも拘わらず、全員のアリバイが証明できてる! あとついでに殺害現場は密室だった!
なのにどうして、犯人が分かったって言うんです!?」
我ながら素晴らしい説明口調である。しかしこうして書面にしたためている立場としては、
物語の序章というさして紙面を割くべきでないシーンに長文を書いてはいられないのだ。
一々聞き取りシーンを再現してもいられない。
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0ch BBS 2007-01-24