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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[325]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/01(土) 16:50:37 ID:???
アヤソフィア「あ、あややややーっ! 泣かないでください泣かないでなーかーなーいーでっ!?
いたいけな子供から金品をせびろうとする程、私も落ちぶれちゃいませんって!
ひいいっ、回りの大人の目線が痛いーっ!?」
周囲のスタッフがアヤソフィアに怪訝な目を向ける中、それを否定するように彼女は続ける。
アヤソフィア「コホン。……で、交換条件って言っても、お金とかじゃないです。
ズバリ、ええーっと、カルロス……くんですか。胸の名札にそう書いてあります。
キミがこのチームに入団した暁には、私の弟くんのオトモダチになってあげてほしい。
――ただ、それだけの事なんですよ」
カルロス「オトモダチ……? 本当に、それだけでいいの?」
アヤソフィア「ええ、そうですよ。というか今日にしたって、私は弟くんのお迎えのために、
わざわざ仕事を切り上げてここに来た位なんですからね」
外見上の年齢よりも幼さを感じさせる、アヤソフィアの悪戯っぽい笑みを見て、
カルロス少年はその警戒心を幾分か和らげていたようだった。
カルロス「うん! わかったよ。僕、お姉ちゃんの弟くんとトモダチになる!」
アヤソフィア「おやおや……入団した暁には、という話だったのに、もう入団できた前提で話してますね?
それだけ前向きなキミなら大丈夫だ。ようし、お姉ちゃんが人肌脱いじゃいますよ!」
そしてアヤソフィアもまた、打算の無い満面の笑みでカルロスに頷き――練習を開始した。
アヤソフィアが準備しておいたボールをひったくると、カルロスは無邪気に問いかける。
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0ch BBS 2007-01-24