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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[329]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/01(土) 16:58:34 ID:???
鈴仙「後述って……一体何があったって言うのよ。あんたとカルロス君。そしてブラジルとの間に。
    それて、今のあんたの虚無的な態度にも関係してるの……?」

カルロス「……あなたの素性は一旦置いておくとしても、俺も聞きたい。
      俺の入団テストの日から今までに、何があった? 何があなたを変えた?
      少なくとも、今のあなたは――俺が知るアーサーお姉ちゃんではない」

だからこそ、鈴仙もカルロスも聞きたかった。彼女は今、何を想い、何を目指しているのか。
決して自分の本心を曝さないアヤソフィアの真意を問いただしたかった。
しかし。真剣な表情の二人に反し、アヤソフィアは残酷に嘲笑い、

アヤソフィア「あやや。何があった? と言われましても、それはごくごく明白ですよ? ねぇ、鈴仙さん。カルロス君?」

そう言い放つのみに過ぎない。とはいえ、これには鈴仙も反撃の準備があった。

鈴仙「勿体ぶって話さずとも。どうせアレでしょ?『射命丸って案外大したことなくね?』って皆に言われ続けて、
    そのせいで腐ってブラジルでクダ撒いてただけなんでしょ?」

――そもそも、鈴仙は知っている。今でこそ思わせぶりな態度を見せているアヤソフィアだったが、
その恐らくの理由は、極めて陳腐かつ下らないものである事を。そしてここまでシリアスさをかもし出して来た本人すらも、

アヤソフィア「やめろォ!」

――と、綺麗なまでのお約束をもって、自らの手でシリアスをぶち壊してみせる。

鈴仙「……ほら。どーせそれがトラウマで拗らせただけなんでしょ」

アヤソフィア「う、うぐぐぐ……ま、まあそれも若干は否定できませんが! 若干は! 否定できませんが!!」


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