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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[330]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/01(土) 16:59:52 ID:???
――アヤソフィア、いや射命丸には悪いが場が白けてしまった気がするも、罪悪感はない。
何故なら、もしそれが原因でアヤソフィアが虚無的思考に陥った所で、それは完全に自己責任なのだから。
むしろ、はたてや椛と言った彼女の盟友達は堕落する射命丸を何度も支えて救っている。
そんな彼女達の想いを知って、一時はサッカーへの意欲を復活した時期すらあるのだから、
ちょっとした気の持ちようで再びネガティブに落ちるのは、ますます迷惑である。
鈴仙「まぁ……気持ちは分からなくはないけれど。
別にそういう相談だったら、私だってしてあげられると思うし――」
結論として、フラメンゴ戦でも目立った活躍ができなかった射命丸がゴネているだけ、と判断しかけた鈴仙は、
試合での疲れを癒すべく。そして何だかんだで引き続き仲間であり続けるであろう射命丸を引き戻す為にも、
一旦この場における話を切り上げようとしたのだが。
カルロス「……まさか」
鈴仙「?」
カルロスは今の鈴仙の話を聞いて、笑う事も納得する事もなく思考を巡らせていたようであり
――そして、気付く。彼女が心に頂いた闇の正体と、その深さを。
鈴仙がそこに居る事すら気に留めず、彼女の胸元近くまで詰め寄って、そして……こう話す。
カルロス「……アーサーお姉ちゃん。もしかしてあなたは、復讐を考えているのか。
『案外大したことない』と喚く暴徒の手により、人生を滅茶苦茶にされた、
あなたの義理の弟であり、俺の親友でもあった……アルツールの!?」
これに対し、アヤソフィアは答える代わりに続きを語り始めた。
彼女がサッカーを憎悪し、復讐を決意する事に至るまでの喜劇と
――その喜劇の裏に隠されていた、悲劇的な真実を。
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0ch BBS 2007-01-24