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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[335]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/02(日) 01:32:51 ID:???
〜回想シーン〜
ビュンッ! シュンシュンッ、シュパァッ!
アルツール「へへっ、すげーだろ姉ちゃん! 俺の『高速ドリブル』! これさえあれば、次の試合も俺がMVPだよな!」
アヤソフィア「あややっ、そりゃあ勿論。とはいえ、何時だって弟くんがお姉ちゃん的にはナンバーワンですがね!」
アルツール「や、やめろよー。照れるじゃねーか。あはははっ! ようし、次はシュートの練習だ!
ちゃんと見ててくれよな、アヤお姉ちゃん。この俺の『マッハシュート』!」
アヤソフィア「マッハシュート……ああ、例の新技でしたな。期待してますよ!」
貧富の差が拡大しているブラジル・サンパウロ市内の中でもとりわけ薄汚れた貧民街の一角。
忙しそうな労働者達が疎まし気な視線を送る中、アヤソフィアは少年とのサッカーに興じ、ニコニコとした笑顔を送り続ける。
その笑顔の中――彼女は内心で溜息をついた。
アヤソフィア「(はぁ……半分以上は自業自得とは言え。私、何してるんだろ)」
アヤソフィア――射命丸文は、千年を生きた幻想郷の鴉天狗であるが、
その年齢に反して、少なくとも組織内では順風満帆とは言えなかった。
アヤソフィア「(はぁーあ。ブラジルで政変があった。日本。ひいては幻想郷の経済にも影響を及ぼす可能性がある、よ。
そんなモン、影響あるわけないじゃない! 上の方々は、とりあえず『何かやった感』を出して、
アリバイを作っておく事に必死なんだろうけどさ……)」
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0ch BBS 2007-01-24