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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[341]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/02(日) 01:42:43 ID:???
アヤソフィア「あやや、そんなに恥ずかしがる事じゃあないですよ。トモダチってのは大事なモノですから。
共に同じ道を行き、途中で道を違えても互いを尊重し合い。例えぶつかり合う事があろうとも。
最後にはきっと、必ず同じ頂を仰ぎ見る事ができるような。
……そんなトモダチが、弟くんにも出来ればいいなって、お姉ちゃん思いますよ?」
アルツール「できねーよ、そんなモン……」
アヤソフィア「あれあれ? 何を根拠にそう『できない』って決めつけてるんです?
『できない』って決めつけるのはザコの特徴って言ってたのは、どこのどなただったかしら?
ねぇねぇ、未来のスーパーストライカー様はご存じですかー?」
アルツール「……う、うるさいうるさい! 当たり前だ! トモダチの一人や二人くらい、作ってやらぁ!」
大人ぶる事が多いアルツールだったが、やはりこの辺りは年相応の子どもだ。
アヤソフィアは噴き出すのを堪えながら、よしよしとアルツールの頭をくしゃりと撫でてあげて。
アヤソフィア「それなら安心ですな。明日は迎えに来ますから、是非とも紹介してくださいね?
弟くんの、はじめてのオトモダチ」
アルツール「お、おう! そんなの楽勝だっての、いちいち頭撫でんじゃねー!」
強がる弟の幸せを純粋に願いながら、明日の入団テストの会場へと向かうのだった。
新しいオトモダチと一緒に使える、新品のサッカーボールを鞄に詰め込んで。
この日からすぐに、アヤソフィアは知る事になる。彼に初めてのオトモダチが出来た事を。
彼が真に心からサッカーを愛する少年へと生まれ変わった事を。
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0ch BBS 2007-01-24