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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[348]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/02(日) 11:00:37 ID:???
アヤソフィア「貴女が永琳さんからどのような説明を受けてるかは知りませんが。
経験則として、こと人間の狂気程危うく、制御できないものはありません。
そしてサッカーという場は、人間の狂気を殊更に増幅してしまう。
――であれば、こうしたものを放置しておくのもおかしいでしょう?」
カルロス「だ、だが。サッカーを通して救われる人も大勢いる! 俺もそうだった!
そして……あなたが誰よりも愛したアルツール自身がそうだったんじゃないのか!
もしもこの世からサッカーが無くなれば、一番悲しむのはあなたの義弟だ!」
たじろぐ鈴仙に割り込んだのはカルロスだった。彼は狂気の概念は分からないにしても、
少なくとも今のアヤソフィアを見て、アルツールが喜ぶ訳がない事は理解していた。
しかし、そうした呼びかけは彼女としても想定内だったのだろう。
アヤソフィアは少しだけ表情を曇らせつつも、
アヤソフィア「……ええ、そうでしょうね。ですが――もう決めたのです。
彼が悲しもうが、私は、サッカーを滅ぼさなくてはならない、と。
そうでなければ、彼のような悲劇は永遠に繰り返されるでしょうから」
と、改めてその狂った計画に殉ずる事を決意した様子で頷く。
アヤソフィア「――さて。私のお話はこれでおしまいです」
スッ……。
カルロス「ま、待ってくれ! まだ疑問は沢山ある! どうしてそこまで頑なになる必要があるんだ!
そもそもどうやって、サッカーという世界中で流行しているスポーツを滅ぼそうと思っているんだ!
それに、それに……!!」
追いすがるカルロスの手を払いのけ、アヤソフィアは一点だけ答える。
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0ch BBS 2007-01-24