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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[375]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/03(月) 00:58:50 ID:Bsj7oxKE


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鈴仙がコリンチャンスのクラブハウス(という名のボロ酒場)に戻って来たのを迎え入れたのは、
珍しくあまり酔っぱらっていない雰囲気の老コーチ――
先程カルロスも憧れの選手として名前に挙げた往年の名FW・ドトールことヒポクラテス氏だった。
彼にアヤソフィアがチームを離れる事となった経緯を話すと、「そうか。やはりそうじゃったか」と訳知り顔で頷くのみであり。
加えてアルツールの体調管理を依頼しても、鈴仙のお尻を無駄に3回程触っただけで、すぐに快諾してくれた。

アリスさん「しかし解せないわね。この手でサッカーを葬り去る……一体、何を考えてるのかしら」

てゐ「ま、どーせブン屋の事だしキテレツな策だろうね〜」

佳歩「でも、なんか射命丸さん、かわいそう……」

つかさ「強者の成功に嫉妬する事も、失敗を嘲笑する事も、決して良い事ではありませんが。極端すぎます……!」

静葉「サッカーの終焉を願う……これって、終焉を司る神でもある私のシェア食いつぶしに来たのかなぁ〜?」チャキッ

穣子「ブン屋さんってあー見えて子どもとか妖精が好きだからなぁ。大切にしてた子が酷い目にあったからって、
    そう考えちゃう気持ちもわかるかも。あとお姉ちゃん死なないでぇー!?」

反町「(射命丸さんか。同じチームだけど、あまり付き合いは無かったな。
    ――いやでも、穣子さんと付き合ってるって発表した直後だけはしつこかったか)」

鈴仙の仲間達も、アヤソフィア――射命丸文を巡る事情については様々な感想を抱いてはいたが、
とはいえ、そこから自分達が具体的に何が出来るのかも見えて来ない。
もしもここに彼女の親友達――姫海棠はたてや犬走椛が居れば、その心情も推し量れるのだろうが、
それも敵わない事であり、やがて会話は立ち消えに終わった。


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0ch BBS 2007-01-24