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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[392]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:17:58 ID:???
鈴仙「え、あ、おにょい!?」

――だが、これにはネイも言い分がある。しんみりとした様子となった鈴仙を見て、
一旦は聞き上手にその悩みを聞いてあげようと思ったところ、
彼女のあまりにいじらしい様子に堪らなくなって、狂気に当てられてしまったようにも見える。

ネイ「ああ、ほんっとーにごめんよ! でも、見て居られなかったからさ。
   ――敢えて言うけど。レイセン。君はやっぱりちょっと、悩み過ぎだと思うぞ」

鈴仙「私……悩み過ぎ? そう、かな?」

しかし、それでもネイは思う。鈴仙は悩み過ぎだと。彼女は確かに真剣に考えているが、
その真剣さが何時でも功を奏すとは思えないと。

ネイ「そうさ。君が言ってる事が的外れってワケじゃない。俺は確かに一生懸命サッカーしてるし、
   君にももしかしたら、俺より思いが劣る所があるのかもしれない。
   だけどさ。それを気にしてどーすんの? っての!
   金だと栄光だの女だのの為に戦ってる奴は、真面目な理由で戦ってる奴よりも弱いかい?
   必ずしもそうとは限らないだろう?
   結局は。どんな理由であれ、『ここぞという場面で動けるか?』ってのが大事だと思うぜ!」

そのため、彼は鈴仙の心配を、敢えて軽薄な言葉で笑い飛ばす事で拭ってあげようとした。
鈴仙も、重い気持ちが消える訳ではないにせよ、彼の言葉の真意を掴み。



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0ch BBS 2007-01-24