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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/08(土) 10:37:55 ID:n3MpE6JA
コーチ「ほほう、君たちが新しい派遣選手か。我らが名門・コリンチャンスの名に恥じぬ活躍を期待しておるよ
     (紫パーマのチビちゃんはともかく、赤毛おさげっ子はスレンダーだけど意外に出るトコは出てそうじゃの。
      グフフ……1点&8点ってトコかの。8点ちゃんは後でセクハラしよっと)」

さとり「……(あの老人はこいしへのお土産にしましょう。地霊殿のエントランスに飾るには醜すぎますが、
    拷問ごっこをするには丁度良い木偶になるでしょうし)」

コーチ「(あ、あれ? 珍しく真面目キャラを装った割には反応が悪いゾイ……)」

鈴仙「(どーせ、内心ではロクでも無い事考えてたからでしょ……)」

二人の自己紹介が終わると、コリンチャンスの老コーチ兼監督はゴホンと咳払いの後、話し始める。
(さとりのお蔭か、若干やりずらそうにしていたが)

コーチ「さて。準決勝のパルメイラスについてじゃが……地味ながらも全体的にハイレベルで纏まっている、
     非常に安定したチームと言えよう。多くの観衆は、数か月にサンパウロFCにボロ負けした印象に引っ張られ、
     その安定感を地味と形容してしまっているが、それは誤りじゃ。――彼らは、間違いなくレベルアップしておる。
     確かに、エースのトニーニョとネイは、前に戦ったカルロス・サンターナと比べると一段落ちる選手ではあるが。
     しかし、チーム全体の総合力で言えばフラメンゴとほぼ互角――いや、もしかしたらパルメイラスの方が上かもしれん」

鈴仙「(パルメイラス……か。あの半ばストーカーなネイ君や鬼監督の印象が強いけれど、
     元はと言えば、あの森崎君が所属していたチームだものね。一筋縄ではいかないのも納得、か)」

しかし、そのどこか腑抜けた導入とは打って変わって、彼の語る口調は重かった。
パルメイラスは決して雑魚ではない。むしろ優勝候補筆頭チームの一つであるフラメンゴを上回るかもしれない。
元セレソンにして名軍師でもあったコーチの分析は、鈴仙を僅かに震わせた。


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0ch BBS 2007-01-24