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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[439]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/08(土) 23:15:00 ID:n3MpE6JA
実況「両チームの選手ともに、緊張しながらも自信を帯びた表情でフィールドへと入場しています。
   これこそまさに、次代のブラジルサッカーを担うにふさわしい、堂々たる態度と言えるでしょう!」

カルロス(観客席)「(パルメイラス……今大会の成績的には地味だが、俺はあいつらの心の強さを知っている。
            個々の選手の実力で言えば、コリンチャンスも強いだろうが……果たして、どうなるかな)」

アヤソフィア(記者席)「私が居なくなっても元気そうですねぇ、鈴仙さんは。
              ……ま。それはさておいて。まずはお手並み拝見と行きましょうかな」

翼(観客席)「このどっちかが、次に俺達と当たるのかァ。パルメイラスは前に指導済みだから、
        次はコリンチャンスが良いかな? 俺は一刻も早く、世界中の人をサッカーに染め上げる義務があるからね」

妖夢(観客席)「(やはり勝ちあがって来たか……鈴仙。でも、貴女の実力は未だ私に遠く及ばない。
          それで勝てるというならば、どうやって勝って見せるのか。今日、私に見せて頂戴)」

多くの観客が鈴仙達コリンチャンスに、そしてパルメイラスに様々な種類の歓声を投げかけ、
好敵手たちがその動向を見守っている。
これまでの試合とは明らかに違う熱量に圧倒されながらも、鈴仙はキャプテンとしてセンターサークルに向かう。

トニーニョ「……やあ。君がレイセンだね。ネイから耳にタコができる程話を聞いているよ。
       あいつが迷惑をかけているようで、申し訳ない」

パルメイラスのキャプテンであるトニーニョは、ネイとは正反対に、質実剛健を絵に描いたような人物だった。
鈴仙に対して挨拶や挑発よりも先に、ネイの素行に対する謝罪から入る所が、彼の生真面目な性格を顕著に物語っている。

鈴仙「(なんか色々と苦労してそうな顔のキャプテンね……。でも、だからと言って手心を加える訳にはいかないし、
    あっちだって謝りつつも試合では全力で行くんだろうけど……どうしよう、何て返せば良いか困るわね)」



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0ch BBS 2007-01-24