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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[509]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/10(月) 23:19:18 ID:7JgFkUSY
C:GKを経由して左サイドのお燐に渡す。お燐はサイド際をオーバーラップして攻める。

鈴仙「(……そうだ。今こそ新メンバーの出番じゃないの!)――静葉さん、一旦さとりさんに戻して!」

静葉「鈴仙……! ええ、分かったわ!」

バシュッ……!

実況「静葉選手ここでGKのさとり選手にバックパス。これは一旦試合を落ち着ける狙いでしょうか?」

さとり「(鈴仙さん……この距離では私は貴女の思考は読めません。
     ですがGKとして、この局面――オルヘス君の右サイドと比べ、左サイドにはスペースが空きがちな事。
     そしてOMFのネイ君が前に上がっている事。この事から最善手を推理する事ならば容易い。
     そう。鈴仙さん、今の指示における貴女の狙いは――)……お燐。大口ばかりじゃなくて、偶に仕事してらっしゃいな」

バシッ……!

サトルステギ「あれー? 大きく蹴りだすとかI番(反町)にパスとかじゃねーのかー?」

実況「さとり選手、ここではボールを左前方へとパスで流します。ボールをフォローしたのはお燐選手です!」

トニーニョ「(パスワークをするには位置が深くて危険だ。増してやネイやサトルステギがボールを狙っている中だ。
        そんなリスキーな手は打たないだろう。となると、あの新入りSB(お燐)のオーバーラップか?
        しかし、オーバーラップなら、ボールをキープした勢いであの金髪の少女(静葉)が行えば良かった。
        にも関わらず、左に流すとはどういう事だ? あの赤毛の少女は、先ほど以上のドリブルを見せてくれるのか?)」

静葉がGKに流したボールは、鈴仙の思惑通りお燐に流れた。
この意図に考え癖のあるトニーニョは訝しんだが、彼の疑問はすぐに氷解する。


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0ch BBS 2007-01-24