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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/12(水) 23:21:18 ID:lRraEYQY
ミラ「し、しまった……!」
キーガン「――反則とミスプレイはつきものだ。今はサルサノを信じよう」
サルサノ「(PKか……。くそっ! どうしてこんな事に……!)」
同点のまま拮抗していた試合の流れを崩す張本人となってしまった事について、
ミラは顔を青ざめて震える。キーガンが冷静にそれを窘めてはいたが、
それでも、彼らがまさしく窮地に立たされたことは間違いない。
穣子「か、一樹くん大丈夫っ!? 」
反町「ああ、すまない。……ちょっと足をやられたみたいだが、利き足じゃない。
応急処置さえあれば、ある程度は良くなると思う」
鈴仙「だったら良いけど……キッカーはどうしようかしら」
反町「だったら、俺にやらせて下さい。一応、俺だってFWなんだ。貰える点ならば、
棚ぼたであったとしても貰っておきたいからな」
反町は気丈にそう応えた事で、コリンチャンスを駆け巡る不安感は収まり。
――そして、先制点への希望が沸々とこみ上げてくる。
これまで攻めあぐねて来た結果、鈴仙達が漸く掴んだのが今回のPKだ。
反町の負傷という不本意な状況がある事は差し置いても、決して逃す訳にはいかない。
そうした状況を呑み込んだ上で、物言わぬ毒の男はフィールドへと舞い戻った。
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0ch BBS 2007-01-24