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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[602]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/14(金) 00:55:56 ID:xnEgQH2+
女子三日会わざれば刮目して見よ。
諦め癖と逃げ癖のついた気弱な少女は数多くの挫折と成功。困難と安息。
そして多くの仲間達の意思の力を得て、いつしか最高に諦めの悪い少女になっていた。

実況「ああ〜っと、鈴仙選手、必死になってネイ選手とトニーニョの選手に食い下がっています!
    一度カットに失敗しても、何度も何度もジャンプしてボールを弾こうとして……あ! 転んだ!」

鈴仙「アイタタ……。ここまで頑張る理由なんて無いけど……この連携に勝てないと、
    私は自分が誇りにして来た連携プレーまで馬鹿にされるような気がするのよ!」

翼(観客席)「(あの無様だけど胸騒ぎがするプレイ、どこかで見た事がある気がする。どこだったっけな……?)」

ネイ「(これだよ、レイセン。これこそがまさに、俺がキミに惚れた本当の理由さ)」

ボールを受けるネイは気付いていた。次の彼女のプレーで、恐らく自分達のワンツーは崩されると。
しかし、それにも関わらず彼は、泥に塗れながらも必死の形相でボールに食らいつく鈴仙の顔を見て、恍惚とした表情を浮かべていた。
可憐さとも美しさとも程通い、泥臭くぐしゃぐしゃな形相こそが、ネイが最も愛する鈴仙の表情だったからだ。


鈴仙「(分身パスカット――「アキュラースペクトル」じゃあ、スピードが足りない。
     だったら、この場でボールを奪い返すには。激しいワンツーに押されず、ボールを押し返すには。)……これよっ!」

   ――バ ァ ァ ッ !




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