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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[677]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/16(日) 01:10:58 ID:mxpWWSlA
★てゐの反応→ クラブ2 ★
スペード・クラブ→てゐ「分かってないなぁ、鈴仙ちゃん。私は別に裏方で良いのさ」謙遜?している!
鈴仙達の称賛について、普段の皮肉屋は受け入れ方が下手くそだった。
てゐ「分かってないなぁ、鈴仙ちゃん。私は別に裏方で良いのさ」
鈴仙「……む。折角人が褒めてるのに、素直じゃないわね」
てゐ「ふーんだ。1万年も生きてたら素直じゃなくなるに決まってんじゃん。
それより鈴仙も頑張りなよ。このままだとFWとして佳歩ちゃんに負けちゃって、
ダイビングヘッドからのねじ込みしか取り得がない、どっかのディフェンシブフォワードみたいになっちゃうよ〜?」
鈴仙「うぐぐ……ホントにムカつく奴なんだから!(……ま、これがてゐの味でもあるんだけどね。
それと――気付いてるのか分かんないけど、顔若干赤くなってるし)」
反町「(なんだか不当に引き合いに出され、理不尽に悪口を言われたような気がする……)」
てゐはあまり嬉しそうでない風を装い、鈴仙に対してケチすらつけてくる。
勿論、これが本心からの拒絶で無いという事は鈴仙も分かっているので、
別に嫌な気分になる訳ではないのだが、……思う。
鈴仙「(てゐも、もうちょっと素直になってくれれば良いのに。
でも……もしかしたら、私を慕ってくれる佳歩とかに遠慮して、わざと距離を置きたがってるとか……?
――いや、それはないか。だっててゐだし)」
子供っぽい外見の割に年長者を気取る少女は、鈴仙のそんな思いに対して敢えて無視するように、
ぷいと背中を向けて次のキックオフに備えていった。
*特に何もありませんでした。
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0ch BBS 2007-01-24