【芸人】私の巫女様13【散華】

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【芸人】私の巫女様13【散華】

[197]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/10/15(日) 23:21:46 ID:???
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【中学二年生】　【8月】【前半】　【残り神力：162】
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長野県大会が終わった次の日。
日常に帰ってきたことを知らせるように、いつもどおりの目覚ましの音で目を覚ます。
そのまま日課のメールチェック。

君代　命
「わー本当に合宿の招待が来てる……」

タブレットで着信したメールには、長野県合同のサッカー合宿――
と言っても平日の放課後と、土日は泊まりでの練習会が１週間に渡って続くもの。
念のため確認したが、諏訪社サッカー部全員に通知されたとの事だった。

チャ・ザ神
（国民ナンバーによって電子上で住所が割り振られ、
　紙媒体に頼ることのない確実な連絡方法が確立するだなんて、
　現代の科学は魔法みたいですねぇ）

君代　命
「発達した科学は魔法と同じである――って誰の言葉でしたっけ？
　……ん、有栖さんから返信？」

「私にも届いてます」「こっちも届きましたよ」などの返信の中――
有栖さんだけが毛色の違うメッセージを送ってきていた。

君代　命
「えーなになに……有栖さんの合宿の参加について？
　長野県全体がフォローしてくれるサッカー合宿なんですから、
　参加しない理由がないでしょうに全くもー……？」

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