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1- レス

【芸人】私の巫女様13【散華】


[223]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/20(月) 03:52:04 ID:???
F 【宮永 咲】さんのお見舞いに行こう!
――――――――――――――――――――――――――――――――
そうして私たちは向かった。
向かったのはもちろん――

君代 命
「宮永さんの御見舞です」 キッパリ

黒咲 明堂
「まぁ、必要だなぁ。
 ワザとではない――がサッカーは武道や空手じゃない。
 事故で済ますにはまずいプレーだったからな」

橘 風華
「(黒咲さんも変わったなぁ、前だったら跳ね回って負傷した人がいても 省20

[224]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/20(月) 03:57:19 ID:???
試合中の反則プレーによって相手に重症を負わせる――と言うのはストレスが掛かるもの。
トラウマになってないといいんですが……。

橘 風華
(空手部――と言うか不良やってた時は人を蹴り壊す経験積んでても、
 悪意のない相手にやると心にクル、ものなのですかね)

キィッ、とバスが停まる。
病院前のバス停に到着したようだったので、いそいそと降りる私達。
そのまま病院の受付へ歩を進め、宮永さんの部屋を確認する。

看護師 省24

[225]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/20(月) 03:58:28 ID:???
君代 命
「ここが病室ですか」

橘 風華
「今時の病院って、病室の扉開いてるんですね?」

カーテンで仕切られた病室。
布一枚でしか仕切られていないものですから、会話が聞こえてしまいます。
聞こえてきたのは――少し幼い声、これは――

チャ・ザ神
(宮永 咲 嬢の声ですねぇ、話している相手は清澄中キャプテンでしょうかぁ)

宮永さんが話してるんですか……。

宮永 咲
「私も、全国に行かなきゃいけない理由があったから。 省22

[226]森崎名無しさん:2017/11/20(月) 07:55:45 ID:ghAuYT0w
B

[227]森崎名無しさん:2017/11/20(月) 11:21:29 ID:FqYTOPPs
B

[228]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:29:17 ID:???
                      , ィ
                 /:::/
                 /:::::::/
               〈:::::::::::/一ァ__
                /^\:>:::::/:::::::::::::::::く_ /二ニ=-   えっマジ?
          /_::::/´二二二` \:::く´
         /´  /イ / ・`Y´・ ヽ\ Y___     そこでB選んでくる?
                _」八   人   ノ N」 __/ 省34

[229]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:31:50 ID:???
ごめんマニアックもう一回殴ってみる

[230]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:49:56 ID:???
              \
             ∨\   \
              ∨::::〉─〈::::〉 ⌒〕ix
        〈ヽ /乂/ ̄≧s。::::::\   \
         ∨》//      \::::::〕   \         俺様が死にかけたり
           .::/ /  (       .∨::|       /
         / 八 〈\ __\ .V:|   ∨  ∨/      俺様が死にかけたりしたが
           ′ハ{ \〉 /  _ 〉    〉  V 省41

[231]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 02:37:09 ID:???
B 立ち止まらず、そのまま話しかける
――――――――――――――――――――――――――――――――
君代 命
(イヤだめだ、盗み聞きなんて! "公平" じゃない!)

カーテンの前で立ち止まれば、宮永 咲の話が聞けたかもしれない。
――けれども、それは公平ではないから成さない。
チャ・ザ神の巫女として、不徳を行うことは憚られた。

チャ・ザ神
(よう言うた! それでこそ私の巫女ですねぇ!)

橘 風華
(あれっ、立ち止まらないんですか。 省25

[232]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 03:13:07 ID:???
宮永 咲
「い……るんですけどぉ……」

竹井 久
「……その前にお客さんみたいね、咲」
(重要な話の前だったのに、立ち止まらず話しかけてきた。
 気づかなかった? それとも気付いて尚無視した? どっちかしらね)

シャッ、と軽い音はカーテンが引かれる音。
竹井 久の手によって開かれたそれは、質素な寝間着に包まれた
宮永 咲の姿を隠す役目を終え、君代 命たちの前に被害者の姿を見せる。

君代 命
「……ど、どうも」

宮永 咲 省25

[233]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 03:44:54 ID:???
橘 風華
「どうもこんにちは――しばらくぶりですね、宮永さん」 ニコ
(こっちが素ですか、これはリードしてあげないと会話にならなそうですね……)

黒咲 明堂
「……久しぶりだな、宮永 咲」

宮永 咲
「……!」

オドオドとしていたのも、黒咲 明堂――加害者だ――が話すまで。
放課後の日暮れ、静かな図書室にいそうな弱々しい少女は、もういない。
峰の上に咲く花――嶺上開花がそこにはあった。

宮永 咲
「黒咲、さん、ですね」 省29


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