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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[336]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/08/01(火) 01:06:17 ID:???

トニーニョ「……」

ネイ「はぁ……レイセン。美しかったよ。後願わくば、キミが俺達のチームに居てくれればもっと良かったんだけど……」

サトルステギ「ちくしょーーっ! 流石に悔しすぎるぜ!」

キーガン「(サルサノはよくやってくれた。今回の失点は、俺の失策だ……)」

そして一方で、パルメイラスは絶望に覆われていた。
あと僅かで掴めた勝利の糸が、ほんの鼻先で自分達の前から消え去った事を、
まだ未熟な彼らは全く気にしないで居る事は困難だった。

トニーニョ「『ブースターシュート』は――俺達の、真実の友情はまだ弱い。
       もっと強い友情と絆で結ばれた奴が、まだまだ居たという事だ」

ネイ「そーだね。あーあ。あんなチビっ子姑じゃなくて、俺がレイセンのシュートの起点になりたいのに……。
   ――って、悪かったトニーニョ。今のは失言だ。だからそんな辛そうな顔をしないでくれ」

とりわけ、冷静にチームメイトを律するべきトニーニョと、ムードメーカー気質のネイが、
今回に限っては動揺を隠せないでいる事はチームにとって痛手だった。
自慢の『ブースターシュート』の使い手は他にも居たどころか、更に上回る使い手が居た事実は、
チームメイトの中でも優れたメンタリティを持つ二人であっても素直に受け止めきれなかった。

キーガン「(キックオフシュートでも出来れば、まだ同点の芽はあるだろうが……それも無理だ。
       サトルステギはダイレクトでしかシュートは撃てないし、オルヘスの攻撃力ではDFに防がれる。
       トニーニョの『フライングドライブ』ならば、運が良ければGKに届く可能性はあるが――あくまで、届くのが精一杯だ。
       それにそもそも、満身創痍のアイツは今、『ドライブシュート』すら撃てやしない。……もう、打つ手はないのか)」



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0ch BBS 2007-01-24