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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[353]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/08/02(水) 01:19:09 ID:zPI53KrM

ネイ「……お疲れ様、レイセン。完敗だった。どうやら俺はまだまだ、君のお婿さんには相応しくないようだ」

鈴仙「……ネイ、君」

これまでに無い心地よさに包まれたスタジアムで、ネイは穏やかに鈴仙に声を掛けた。
鈴仙のひたむきさに惹かれている彼は、これまでにない優しく、自らの敗北を認めている。

ネイ「俺は君に色んな事を教えてくれたよ。自分の道を信じ続けるまっすぐさ。
    失敗をしても決してあきらめず、次へと結びつけるひたむきさ。
    仲間を愛し、仲間に愛される心の温もり。……少なくとも俺は、これら全てにおいて、君に負けていた」

鈴仙「(最初はいけすかないヤツ、って思ってたけど。本当にサッカーについては真摯なのよね……)」

鈴仙はこの試合から数日前、ネイと一緒に食事をした時の事を思い出す。
あの時の彼も、こうして穏やかに、そして真摯に、自分のサッカーについて語ってくれていた。
……もしかしたら、これこそが、ネイの本当の姿なのでは? 鈴仙はそんな妄想すらしてしまう。

鈴仙「(どうしよう。折角話しかけてくれたんだし、何か気の利いた事でも言ってあげたいんだけど……)」

そんなネイに対して、鈴仙は何と声を掛けようか悩んだ。そして――。


A:「まさか。この試合で勝てたのは本当に偶然だと思ってる」
B:「私達の不屈の心が、あなた達の不屈の心に僅かに勝利した。……それだけよ」
C:「そんなに褒めないで。今日勝てたのは私のお蔭じゃない。皆のお蔭なんだから」
D:「……ちょっと、今さら真面目キャラで私を落とそうたって、そうはいかないわよ!」からかってみる。
E:「あんたって意外とマジメね。『RE! I! SEN!』の一つや二つ言わなくちゃ、影が薄くなるよ?」
F:その他 鈴仙に言わせたい事があればこちらで


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0ch BBS 2007-01-24