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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[376]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/08/06(日) 13:54:05 ID:???
妖夢「……これ以上は、話していても意味が無い。後は、試合で白黒付けよう。
    私の方が正しいか、鈴仙の方が正しいかは――その結果で分かるはずだから」

吐き捨てるようにそう言うと、彼女は鈴仙に背を向けて去っていく。
その背中は孤独と、呪いのように重く痛々しい覚悟に塗り固められていた。

鈴仙「自分が悩んでいる事にすら気付かないなんて。……妖夢のバカ」

元々馬鹿が付く程の正直で一本気な少女だった妖夢。
だからこそ、彼女は自分が進むと決めた道を妄信し猛進し続けるのだろう。
――その道が間違っているかもしれない、という疑念すら押し殺してでも。

鈴仙「(今の私には妖夢を止められない。止める資格がない。
    だけど、私は信じてる。私の道と妖夢の道は、いつか絶対、もう一度重なり合うって事を……!)」

それでも、鈴仙は妖夢を信じていた。いつかきっと、妖夢は自分を縛る鎖をも断ち切ってくれる事を。
そして――妖夢の道は、決して今目の前に広がる物だけではないと気づいてくれる事を。



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0ch BBS 2007-01-24